九州自然歩道を歩く Part 2
2017年5月11日〜6月13日
油木ダム → 耶馬溪 → 九重 → 祖母山 → 高千穂 → 西都原
No 7 別所 → 豊前坊 → 野峠 → 一の岳
5月13日(土)
5:30 起床。昨日からの雨は止んでいるが霧がかかっている。
8:30 出発。
9:40 スキー場休憩所。2.4K コーヒーブレイク。
10:30 出発
11:20 豊前坊 4.4K。豊前坊というのは九州一帯の天狗の元締めであったいわゆる英彦山大天狗のこと。棟方志功が吉井勇の歌「寂しければ
酒ほがひせむ こよひかも彦山天狗あらはれて来よ」をもとに彫った版画「天狗の柵」でも有名。私の居る小樽にもスキー場で有名な天狗山があ るがそこにある天狗の館にも英彦山天狗がいる
11:40 出発。この後、R500とK451(県道451号線)との分岐点で間違えて県道の方へ下ってしまうがすぐ気付いて戻り事なきを得る。このK451は今川
の源流を経て津野山口地区に下りる道。以前、車では何度か通ったことがあるはずだが、歩くのは初めてなので分からなかった。
豊前坊への旧参道、地蔵の坂付近
旧参道が再びR500に交差する付近にある山頭火の句碑
「すべって ころんで 山がひっそり」
鷹巣原高原にある英彦山スキー場
休憩所で休んでいると中学生らしき一行の遠足?と思ったが
余りにも人数が多いので聞いてみると東筑高校だとか。
入学間もない1年生の宿泊研修だろう
福岡県立青年の家。先ほどの高校生もここに泊まったのか
気持ちの良い杉林の中の参道
かって山伏達がこの付近で禊ぎをしたという旧参道の太鼓橋。
1703年の築造だとか。天狗ラインと呼ばれる道。
英彦山は熊野の大峰山、出羽の羽黒山と共に日本三大修験山と
言われ、かっては3000人の集落、800の宿坊があったと言われる
豊前坊に到着。祭神を祀る高住神社は1500年も前の
継体天皇の頃の創建だとか。
高住神社の御神木、天狗杉
棟方志功「天狗の柵」
12:30 鷹巣トンネル手前に休憩所があったのでコーヒーブレイク。7.6K
12:55 出発
13:55 野峠 10.4K。ここから登山道
17:40 一の岳 15.2K。今日は犬ヶ岳山頂か笈吊休憩所まで行く予定だったが昨夜の雨で出発地点が別所になったため今夜はここで野営
鷹巣トンネルを抜けると間もなくみやこ町へ入る
野峠で国道はR500とR496に分かれる。
さらに自然歩道はその間を犬ヶ岳へ向かう登山道となる
初めは歩き易い良い道だったが・・・・
次第に険しい道となり
しばらくは鎖場もある険しい道が続く
やがてツクシシャクナゲや
ミツバツツジがたくさん咲いていて目を楽しませてくれる
そして一の岳。
この付近にもミツバツツジが多い
本日の歩行 : 15.2Km