琵 琶 湖 一 周 歩  き        2022年11月2日〜11月8日


敦賀 → 今津 → 近江舞子 → 大津 → 守山 → 能登川 → 米原 → 高月



No 2  今津 → 木津浜 → 六ツ矢崎浜 → 安曇川 → 北小松駅 (JR) 近江舞子

11月3日(木)

  8:15 出発
  8:45 木津(こうつ)浜
  9:35 針江浜 4.3k。コーヒーブレイク。
 10:05 出発
 10:40 六ツ矢崎浜 6.5k


旅館のすぐ裏が琵琶湖なので朝食前に散歩に出る。

柿の木

これはカボスか。

今津港観光船乗り場桟橋。

桟橋横にある「琵琶湖周航の歌」の歌碑。滋賀県のご当地
ソングとも言えるこの歌は、最初ここ今津で発表されたという。
歌詞の中にも3番に「今日は今津か 長浜か」と出てくる。
近くに「琵琶湖周航の歌資料館」もある。

二ツ石大明神。沖合100mの湖中に二つの石があり、
毎年7月に雨乞いの神事が行われるが渇水にならないと
現れないので代わりの石が置かれている。
古くからある耕地計画、条里制の起点にもなっているという。


ここら辺り木津(こうつ)浜と言い、古くから若狭や大津へ荷物を
運ぶ湖上交通の要衝であり、船宿は百軒を超えたという。
また多くの巡礼を竹生島へ船で渡したり、ここから竹生島を
拝して賽銭を投げ、今でも湖岸から古銭が見つかるらしい。

木津港の木造灯台。新しく再建されたもののようだ。
湖上ではたくさんの水鳥がいいた。

遊歩道の側に野生の柿があったので
囓ってみたがさすがに渋柿だった。


新旭水鳥観察センター


この辺り中部北陸自然歩道も通っているようなので
入ってみるが、整備されている様子は無く、
木道も壊れかけている状態で危なくて歩けない。

 
 
六ツ矢崎浜オートキャンプ場。今日は祭日と言うことも
あってかたくさんのキャンパーで賑わっていた 


 11:00 藤本太郎兵衛顕彰碑 7.2k コーヒーブレイク。(40分)
 12:40 安曇川 10.8k。安曇川と言えば万葉集で私の好きな市黒人の「率(あども)ひて 漕ぎゆく船は 高島の 安曇の港に 泊てにけむかも」があるので、この辺りに歌碑でも建っているのではないかと思ったが、見当たらなかった。
 14:05 白浜キャンプ場 15.1k
 16:20 しらひげ浜 21.0k
 17:20 北小松駅 27.6k。予定では今日は近江舞子まで歩くはずだったが、遅くなったので一駅だがJRを利用。
 18:00 予約してある近江舞子の旅館「舞子屋」到着。


琵琶湖は入ってくる川はたくさんあるが、出る川は瀬田川一本しかなく、かっては度重なる水害に悩まされてきた。江戸時代後期、この辺り深溝村庄屋の藤本太郎兵衛(代々の庄屋名)は3代50年の歳月を掛け、瀬田川をさらい琵琶湖治水という難問に命をかけ、この大事業を成し遂げたという。この地区の人々の手で顕彰碑が建てられた。

顕彰碑の向かい側、道の駅のある赤い風車村

安曇川の標示があったので、案外小さな川だと思いながら河口を撮影


少し先に行くと安曇川南流というのがあった。
川幅も広く、こちらが本流のようだ

白ひげ浜近くにある白鬚神社。創建から2000年の歴史を
持つと伝えられ、近江最古の神社と言われている。

白鬚神社の前の湖中に立つ鳥居、。近江の厳島とも言われている





本日の歩行 : 27.6Km


    目 次         NEXT