四国遍路みちを歩く ２（高知編）　　No2　５月１０日（火）　室戸市高岡　→　24番〜26番　→　吉良川　　歩行：19Km

４：３０　起床。パンとコーヒーで朝食。犬にもメロンパンを１個やる。こんなことをしているとお互いに情が移って段々離れられなくなるので何とかして早く縁を切らねばならない。考えた末、バスに乗るしかないと思い、室戸岬を少し行きすぎた辺りまで歩いて、２４番の登り口まで戻るとき、バスに乗ることにした。 少し可哀想だったがいつまでも連れて歩く訳にはいかないので仕方がない。犬は帰巣本能が強いから、佐喜浜の飼い犬なら自分の歩いてきた道は戻れるだろうし、もし野良犬ならまた新しい生活を始めればよいと思って後ろ髪を引かれる気持ちだったが、後に残してバスに乗った。 青年大師像付近で

御蔵洞から 　　中岡慎太郎像。ここでもまだ犬はついて来ている 　８：３０　２４番最御崎寺。 ここの登山道はかなりきつい。しかし朝の清々しさと整備された遍路道を歩くのは気持ちよい。 　９：００　出発。 下りの車道からは室戸市街方面の眺めがよい。 国道近くになってから、犬の姿が見えないのを確認してＲ５５へ戻る。 ２４番まであと２００ｍ 　　　　　　　　　　　　　　　境内にはなぜか土俵があった ２４番の宿坊はユースホステル 　　　　　　　　　　　　　　室戸市街地方面を望む　 １０：３０　２５番津照寺。門前のショッピングセンターで弁当などを買いお参りを済ませてから食べる。 １１：１５　出発。 　　　　　　　　　津照寺山門前 １２：３０　２６番金剛頂寺。ここの登りもかなり。 １３：２０　出発。 ３日野宿が続いた後、今日は東寺、西寺の２つの山を登ったので疲れた。吉良川を過ぎると後は奈半利まで宿は無さそうなので出発前に吉良川の民宿に電話して予約を入れる。 １５：００　吉良川の民宿「ホワード」着。 洗濯をして入浴後、近くの居酒屋食堂で生ビールを飲んで夕食。 帰り際にママさんが、ホワードさんは食事が付かないから明日の朝食にして下さいとおにぎりを作ってくれる。 ２６番への登り 　　　　　　　　　　　　　　　 ２６番山門の大わらじ 　　　　　　　お茶畑と室戸方面を望む。２６番からの下りで コブシの花かと見紛うようなビワの実の袋がけ 　　　　　　　　道端に野草のように咲いている君子蘭