四国遍路みちを歩く 2(高知編  No1 5月9日(日) 宍喰 → 佐喜浜 → 室戸市高岡    歩行:37Km


 4:10 起床、まだ暗い。コーヒーとパンの簡単な朝食を済ませ、テントを収納。
国土交通省が定めた四国の道は大部分遍路道と重複しているが、そうでないところもある。そしてその遍路道から外れた部分で山道のようなところは日中でもあまり通る人が無く、まして夜は誰も通らないので、ここ水床休憩所は大変静かだった。
 6:15 出発。20分でR55の徳島、高知県境の水床トンネルの出口に到着。前回は徳島に戻るために甲浦の市街地を通って甲浦駅に向かったが今回は甲浦大橋を通ってR55を進む。

 7:40 東洋町生見のコンビニで朝食用の弁当と昼食用のパン、インスタントラーメンなどを買い、近くにあった休憩所で朝食。
 9:10 東洋大師でお接待のお茶とお菓子を頂く。
 9:50 ゴロゴロ休憩所。
10:45 佛海庵。
東洋大師
古い石灯籠の付いた橋。野根で                   佛海庵

 12:20 佐喜浜八幡宮で昼食。佐喜浜の町に入った頃から犬がついてきて食べている間も側に座って離れない。パンとおにぎりを少しおすそ分けしてやったら喜んで食べた。ところがこれが悪かったのか、その後ずっとついてくる羽目になる。
一応首輪も付いているので野良犬ではなさそうだし、そのうち帰るだろうと思っていたがどこまでもついてくる。
国道をあっち側へ行ったりこっち側に来たりする度に車が急停車したりクラクションを鳴らされたりする。あっしにゃ関係ない犬でござんす言う様な素知らぬ顔をしていたが、内心は轢かれはしないかとハラハラし通しだった。
 前に後に右に左にとつきまとう犬。夫婦岩手前で この辺りは海洋深層水の会社が多い

17:40 室戸市高岡漁港の近くに杉尾神社というのが道路から少し階段を上ったところにあったので、今夜はここで野営することにする。
犬はやはりついてきて結局テントの側で寝ていた。
夜中に猫か山から猿でも出てきたか、うなり声を上げて追いかけ回していた。すっかり番犬気分だ。