ニセコ周辺　２００３年１０月１９日〜２０日（２日間）

　今年最後の歩きです。もう時季的に野宿は無理なので、初めから五色温泉旅館を予約してデイパックで歩きます。

１０月１９日（日）　曇り

６：３５　自宅を出て小樽駅前から岩内行きのバスに乗る。　８：３０　共和町前田で下車、歩き始める。今回は荷物が軽いのでペースはいつもより速い。１Ｋｍ１２分のペース。　９：４０　岩内からニセコへ通じる通称パノラマラインに出る。紅葉色づき始めた紅葉を見ながら歩く。この道路は歩道がないので（歩く人などほとんどいない）　対向車が来るたびに気を遣いながらの歩き。但し車はそう多くはない。 　１２：１０　神仙沼レストハウスに到着。ここまで１８Ｋｍ。食堂で豚汁を注文して、家で作ってもらった弁当を食べる。一応豚汁の味はするが肉は一切れも入っていない。しかし腹が減っているのでまずは満足して食べる。２５分程休んで出発。駐車場でキタキツネが２匹物欲しそうな顔をして座っている。 　大谷地からパノラマラインを外れて大沼へ向かう。この道は背の高いササ原の生い茂る湿原の中を板張りの歩道が続く幻想的な景色。しばらく行くと板張りの道も終わって、木の根がむき出しになっている山道が続く。程なく大沼を過ぎて硫黄鉱山跡。映画のシーンで見たことがあるような草木が生えていないちょっと不気味な風景。その後、また上りが続き、イワオヌプリの登山道分岐点へ着く。山登りに来た訳ではないが、折角だから登ってみる。３０分足らずで頂上。 　山頂付近は風が強く寒い。しかし、眺めはなかなか雄大で素晴らしい。目の前にアンヌプリが見え、反対側にはチセヌプリ、シャクナゲ岳、さらには目国内岳、雷電山も見える。今まで、ニセコには冬のスキーには何回も来たが、標高も高くなく夏場の登山の対象としてはわざわざ登るような山ではないと多少バカにしていたが、こうして雄大な景色を眺めているとまた来ようかという気になってきた。頂上で写真を撮ろうかと思ってカメラを出すと電池切れ。寒くて電池を交換するのも面倒なので下山。 　１６：００　宿舎の五色温泉旅館に到着。早速入浴。露天風呂がなかなか良い。 　今日の歩行　２６Ｋｍ

駐車場にいたキツネ 大沼

１０月２０日（月）　晴れ

当初の予定では、今日はアンヌプリを越えてヒラフスキー場に下りて倶知安まで歩くはずだったが、昨夜自宅のカミさんから電話でぎっくり腰になり、動けなくなったのでなるべく早く帰ってきて欲しいとのこと。バスで倶知安まで行くことにする。ところが１１：１５までバスがないので、待っている間にアンヌプリに登ってくることにして朝食後出発。 　昨夜下では雨が降っていたので山頂付近はうっすらと積雪。１時間２０分程で山頂、２０分ほどいて下山。バスで帰宅。 　今日の歩行は５Ｋｍ程

アンヌプリ登山口 うっすらと雪が積もった山頂